熊本競輪(モーニング)FⅡ 地元の中山敬太郎が来期に向けた勝負駆け「気持ちで頑張るだけ」
中山敬太郎の気持ちに迫る
15日・熊本競輪の前検日、中山敬太郎は4Rに組まれた。目標が楠本政明だと知り、「良かった。今まで何度もいい思いをさせてもらっているし、頑張ります」と胸をなで下ろした。
前期からの不振と来期への期待
前期の不振(65.38点)を経て、中山敬太郎は「熊本の新バンクを走ってみたい」という思いで、クビを回避。今期も前々期の貯金で逃げ切れそうだが、成績は伸び悩んでおり、来期に向けて〝地元番組〟で点数を上げることに意欲を燃やしている。
気持ちを込めての努力
「メシを食べ過ぎて体重は130キロくらいあるけど、ある程度の練習はやってきました。あとは気持ちで頑張るだけです」と中山敬太郎。12月はあっせん停止中で、追加や補充が入らなければ今回が今年最後の開催になる。
ぜひとも100期在校1位の意地を見せてほしい。4Rでは、突っ張り先行が濃厚な楠本を逆転し、4―1―367で勝負をつけた。
他選手の動向
2Rでは、白血病を克服し、バンクに復帰したガッツマン(牧田賢也)。A1当時の実力はないが、自力型としての技量は寺師幸成に匹敵すると見られる。7―3―145でレースを展開している。