セブン社長の驚くべき発言と「そんなアコギなことはできない」の真実
セブン-イレブンの経営方針とコンビニ業界の未来
セブン&アイHDは2023年8月、カナダの大手コンビニ「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案を受け、世間を驚かせました。そして同年10月、井阪隆一社長は決算説明会で新たな経営方針を発表。「経営資源をコンビニ事業に集中する」と明言し、イトーヨーカ堂やデニーズなどの事業は来年2月下旬までに中間持ち株会社『ヨーク・ホールディングス』に集約される予定です。さらに、社名も来年5月に『セブン-イレブン・コーポレーション』へ変更する方針が示されました。
コンビニ業界の中でのセブンの現状と課題
セブンが発表した2024年3~8月期の連結決算は、ライバルのローソンやファミリーマートが増益だったのに対し、セブンは34.9%の大幅な減益
特にSNSを中心に、セブン-イレブンの弁当が「上げ底」で容量が減少しているとの批判が続出しています。これに対し、セブン&アイHDの幹部は疑問を呈していますが、こうした指摘がセブンのブランドイメージに影響を与えつつあることは否めません。
「そんなアコギなことはできない」と上げ底弁当問題の真相
セブン-イレブンの弁当の容量が減少しているとのインターネット上の指摘について、永松文彦社長は「本当にセブンが上げ底になっているのか、他と比べてほしい」と述べています。さらに、「あれはルールで何パーセントと決まっているものであり、そんなアコギなことはできない」と強調。弁当の容器の形状や電子レンジでの加熱なども考慮すると、上げ底であるかどうかは一概に言えないとの見解を示しました。
ネットでの誤情報と「そんなアコギなことはできない」の意味
永松氏は、「ネットに投稿する方は、事実をもって投稿してほしい」と述べ、SNSでの誤情報が企業に与える影響について懸念を示しています。企業が多数のステークホルダーを抱えている中で、正確な情報が重要であることを強調し、セブン-イレブンの品質に自信を持っていると話しています。
「そんなアコギなことはできない」という発言は、セブンが利益を追求するあまり不正を行うことはないという意味であり、顧客やフランチャイジーとの信頼関係を重視している姿勢が伺えます。
まとめ
セブン&アイHDは、今後もコンビニ事業を中心に経営資源を集中させる方針を打ち出しており、「そんなアコギなことはできない」