世界統一：一流の長期休暇活用術
世界の一流は「長期休暇」を取っても仕事に支障が出ない理由
クロスリバー代表の越川慎司さんによると、欧米企業と日本企業との休暇の違いが明らかになります。
日本企業には、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始など、それぞれ約1週間、長ければ10日前後の休みがありますが、欧米企業ではもっと長い休暇を取ることができます。
北米の企業では、11月の第4木曜日のサンクスギビングからクリスマスまでがホリデー期間となり、一般的に12月の第2週までの2週間の休みがありますが、1カ月休暇を取る人もいます。
ヨーロッパの企業では、アメリカよりも長い休暇を取る傾向があり、フランスやスペインでは、ほぼ全員が1カ月程度の休暇を取っています。
ヨーロッパでは、長期休暇の取得は労働者の権利と考えられており、休暇を取ることに後ろめたさを感じる人はほとんどいません。
日本のビジネスパーソンから見ると、「1カ月も会社を休んで、仕事に支障はないのか？」という素朴な疑問が生じます。
日本のビジネスパーソンが、1カ月連続で長期休暇を取ることは限りなく不可能ですが、世界の一流は優れたタイムマネジメント・スキルを発揮して、しっかりと休める状況を自ら作っています。
