新しい学校の部活動についての熊本市教育委員会の提案
熊本市教育委員会の新提案
熊本市の中学校の部活動について、熊本市教育委員会が新しい形を模索しています。2027年度を目指しています。
熊本市の中学校の部活動は、部員の減少や教員の負担が課題となっています。市教委は部活動を地域のスポーツクラブに移行するのではなく、複数の学校で部活動を統合する方針を示しています。具体的には、現在569部ある部活動を約400部に縮小する計画です。
新提案のポイント
市教委は教員の指導者について「希望者のみ」とし、「人材バンク」を設けて、退職した教員や大学生など外部の指導者を採用します。指導者は一律で報酬を受け取り、保護者には「受益者負担」を求め、企業から寄付金を募ることで財源を確保します。報酬は時給1600円となります。
指導者の多様性と役割
2027年度からは複数の学校で部活動が行われ、子どもたちは異なる学校の生徒と活動することができます。指導者には大学生や公務員も含め、幅広い層からの参加が期待されます。指導者は顧問で時給1600円、副顧問で時給1000円の報酬が支払われます。