今季最初のバスクダービーはアスレティックがウノセロ勝利!久保建英スタメンのソシエダは攻撃低調で連勝ストップ【ラ・リーガ】
アスレティックとソシエダの激闘
ラ・リーガ第14節、アスレティック・ビルバオvsレアル・ソシエダが24日にエスタディオ・サン・マメスで行われ、ホームのアスレティックが1-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は60分までプレーした。
前半戦の展開
前節、久保のマン・オブ・ザ・マッチの活躍によって首位バルセロナに会心のウノセロ勝利を挙げたラ・レアルは、公式戦6戦無敗も直近のラ・リーガで3試合連続ドロー中のアスレティック相手に連勝を狙った。
その日本人エースは右ウイングでスタメンを飾り、ニコとイニャキのウィリアムズ兄弟とともにダービーの主役として注目を浴びることになった。
ホームチームの攻勢
立ち上がりからダービーらしい緊張感のある攻防が繰り広げられていく。ホームチームがより自分たちのリズムで進めると、前半半ばに試合が動く。26分、波状攻撃から左サイドで仕掛けたニコがプラドスのショートスルーパスに抜け出してゴールライン際で浮き球のクロスを供給。これをファーでDFハビ・ロペスに競り勝ったサンセトが打点の高いヘディングで合わせた。
ソシエダの苦しい攻防
敵地で先制を許す難しい展開となったソシエダは、引き続き相手の球際の強度に手を焼きながらも、スビメンディや久保のキープ力を活かしながら徐々に押し返していく。
後半戦の膠着状態
スコアも内容もホームチーム優位で折り返した後半も試合展開に大きな変化はなし。開始直後にプラドスに与えた決定機をなんとか凌いだソシエダだが、前半同様に攻撃が停滞。
アスレティックの勝利
試合終盤にかけてもうひと盛り上がりが期待されたが、アスレティックが消極的なラ・レアルの攻撃を難なく撥ね返し続けてタイムアップを迎えた。この結果、ホーム開催のダービーを制してソシエダの連勝を止めたアスレティックがリーグ4戦ぶりの白星を挙げた。
アスレティック・ビルバオ 1-0 レアル・ソシエダ
【アスレティック・ビルバオ】 オイハン・サンセト(前26)