『ドラゴンボール』の“ラブソング”はなぜ神曲か? 悟空とブルマの“ボーイミーツガール”
『ドラゴンボール』の魅力的な展開
新シリーズの『ドラゴンボールDAIMA』(以下『DAIMA』)が始まったように、原作以外のオリジナル展開も含めて『ドラゴンボール』といえば“引き伸ばし”の代表的作品だ。
それゆえに、ファンの中には「いつ終わるべきだったのか」という議論も生まれ、「フリーザ編で終わるべきだった」とか「『GT』は蛇足だった」という指摘もある。しかし、私見としては、「『DAIMA』が完結したタイミングで終わるべきだった」という意見もある一方、ついに続編の『DAIMA』が公開されたことで、長く愛される作品として続くことを望むファンも多い。
『ドラゴンボール』の成功要因
『ドラゴンボール』はアニメやゲームのオリジナル展開も含めて「引き伸ばされまくった」からこそ、ここまでのビッグコンテンツになったと言える。
そのメカニズムを考えるために、最初のアニメオリジナルシリーズである『ドラゴンボールGT』(以下『GT』)を振り返ってみましょう。