週刊文春報道に関する松本人志訴訟終結
週刊文春報道と訴訟経過
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(61)から性加害を受けたとする女性2人の証言を報じた週刊文春の記事に対し、松本さんが発行元の文芸春秋などに5億5千万円の損害賠償と訂正記事の掲載を求めた東京地裁の訴訟は8日、松本さん側が訴えを取り下げ、文春側も同意した。これにより訴訟は終結した。
被害者のコメントと松本人志の反応
週刊文春が報じた女性2人のうち30代の1人は、朝日新聞の取材に対し、「割り切れない思いはありますが、一定の謝罪がなされたことは重要で、これでそれぞれが前に進めると感じています」とコメントした。
一方、松本人志は「参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」と述べ、「私は仮定ではなく、実在するので深く傷ついた。記事には一切誤りが無いと今も確信している」と話した。