ソフトバンク石川柊太、8日にFA宣言へ
ソフトバンクが石川柊太選手への複数年契約提示へ
国内フリーエージェント(FA)権を初取得したソフトバンクの石川柊太投手(32)が、8日に権利行使することが分かった。来季も必要な戦力とするソフトバンクは複数年契約を提示するとみられ、他球団との争奪戦になる可能性がある。
石川柊太選手のプロフィールと成績
石川は育成ドラフト1位で創価大から2014年にソフトバンクに入団した。16年に支配下登録されると、20年には11勝3敗、勝率7割3分6厘で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。通算185試合の登板で56勝41敗、3・32の成績を残している。
FA選手公示後の動向
権利行使した選手は14日に「FA宣言選手」として公示され、15日から交渉可能となり、石川はオファーがあった球団の条件を聞いた上で、残留を含めた決断を下すことになる。
争奪戦が激化する可能性
石川の今季年俸は人的、金銭ともに補償が発生しないCランクとみられ、争奪戦に発展する可能性がある。ソフトバンク側は来季も戦力として複数年契約を用意し、石川を慰留する方針を固めている。
国内FA宣言の現状と過去の経緯
ソフトバンクの国内FA宣言は19年オフの福田秀平以来5年ぶり。過去にもCランク選手を巡る争奪戦があり、今回も激しい動きが予想される。