プジョーが歴史的モデルを復活させず未来的なデザインに注力
プジョーのデザイン方針
プジョーはライバルに追随して歴史的モデルを復活させることはなく、未来的なデザインを採用していく方針だ。同社のデザイン責任者であるマティアス・ホッサン氏はAUTOCARに対し、ノスタルジーに浸るようなデザインアプローチを採用しないと述べた。
プジョーとEレジェンド・コンセプト
2018年に公開された「Eレジェンド(E-Legend)」コンセプトは、プジョーブランドを象徴する504セダンの発売50周年を記念してデザインされたが、量産されることはなかった。現行車はEレジェンドの影響を受けつつ未来的なデザインを示す。ホッサン氏は「ブランドを再出発させるときに、レトロなデザインをするのはいいことだと思います。今のところ、プジョーはそうではないと思います」と述べている。
過去と未来のデザインバランス
ホッサン氏はEレジェンドを高く評価し、「純粋なレトロデザインに走ることなく、過去を再発明するという完璧なバランスだった」とコメントしている。ブランドの歴史と伝統が無用になることはないが、プジョーは今後もレトロなデザインには重点を置かない方針のようだ。