将棋名人戦A級順位戦における脚の痛み
渡辺九段の怪我
渋谷区の将棋会館で行われた第83期名人戦A級順位戦は、異例の終局を迎えました。40歳の渡辺明九段が脚の状態が悪化し、「対局が続けられない」として30歳の千田翔太八段に投了を告げました。
怪我の経緯
渡辺九段は以前フットサル競技で膝を痛めており、最近になって痛みが悪化してきたため、近々手術を予定しています。対局では脚に負担が少ない椅子に座っていましたが、時折脚をさする様子が見られました。
対局中の様子
午後6時40分に夕食休憩が明けると、渡辺九段は落ち着かない様子で、脚の痛みを訴える場面も見られました。千田八段も渡辺九段の体調を心配し、最後まで戦うことが難しいと判断し、投了しました。
終局後、渡辺九段はタクシーで帰宅し、千田八段は一人で感想戦に臨みました。
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