ロードショー: 「バグダッド・カフェ(4Kレストア版)」監督作品12月より全国公開
シネマライズでの先駆的な存在
パーシー・アドロン監督作「バグダッド・カフェ(4Kレストア版)」が、12月13日より全国で順次公開される。東京・渋谷のミニシアター、シネマライズの代表取締役・頼光裕と専務取締役・頼香苗のコメントが到着した。 1989年3月にシネマライズで公開され、同劇場で17週間のロングランを記録した「バグダッド・カフェ」は、渋谷のミニシアターブームを牽引する作品となった。
「バグダッド・カフェ」の魅力
シネマライズでの上映を即決した頼光裕と頼香苗は、「音楽が魅力」「コーリング・ユーを聴いて、これはやるしかないでしょ、絶対いける!と思った」と振り返る。
「バグダッド・カフェ」の思い出
公開当時、思わぬ出来事も。KUZUIエンタープライズの指摘について「節操のない出来事も起きつつ、幅広いクリエイター達も注目してくれた」と述懐。
シネマライズの映画セレクション
シネマライズは宣伝活動へのコミットメントに定評があり、独立系映画館としての道を歩んだ経緯を持つ。渋谷の若い人たちをターゲットに選定を行っており、昭和ブームを踏まえた宣伝方法を模索中。
「バグダッド・カフェ」のストーリー
アメリカ西部・モハーヴェ砂漠のカフェ兼モーテル“バグダッド・カフェ”にたどり着いたドイツ人旅行者ヤスミンと、そこに集まる個性的な人々の交流が描かれる。マリアンヌ・ゼーゲブレヒト、ジャック・パランスらが出演。
東京・YEBISU GARDEN CINEMAほかでロードショー。
(c) 1987 / Pelemele Film GmbH – Pro-ject Filmproduktion im Filmverlag der Autoren GmbH & Co. Produktions-Kommanditgesellschaft München – Bayrischer Rundfunk/BR – hr Hessischer Rundfunk