日本の放送界のレジェンド、小倉智昭さんの無念の訃報
キャスターとしての長いキャリア
長年に渡り民間放送の朝のワイドショーのキャスターを務め、数多くの視聴者から愛されたフリーアナウンサーの小倉智昭さんが、9日、この世を去った。享年77歳だった。
長い闘病生活と最期の日々
小倉智昭さんは2016年に膀胱がんを公表し、その後2018年には膀胱全摘手術を受けた。しかし、21年には肺に転移が見られ、23年12月には左腎盂がんで左腎臓を全摘する苦しい闘病生活を送っていた。
11月中旬に入院していた千葉県内の病院から4日に手の施しようがないと宣告され、6日に自宅へ帰宅した小倉さんは、最期の時を妻の看病の中で迎えたようだ。
放送業界での功績
小倉智昭さんは1971年に東京12チャンネル(現在のテレビ東京)にアナウンサーとして入社。その後、フリーとなり、大橋巨泉事務所に所属し、ナレーターとして知名度を上げた。
日本テレビ系の「キャッチ」やフジテレビ系の「とくダネ!」などで長年キャスターとして活躍し、多くの視聴者から絶大な支持を受けた。
所属事務所からのコメント
所属事務所の関係者によると、小倉智昭さんは9日午後、自宅で息を引き取ったとのこと。正式な死因については後日発表される予定だ。
日本の放送界に大きな影響を残した小倉智昭さんの訃報に、多くのファンが感謝の気持ちを捧げている。