「戦前にさせない」プロジェクト:櫻井翔がメッセンジャーに
プロジェクトの背景と目的
日本テレビとNNN各局の戦後80年プロジェクト「いまを、戦前にさせない」は、日本テレビとNNN各局によって立ち上げられたプロジェクトであり、戦後80年を迎える今、改めて「戦争」と向き合うことを目的としています。2006年から「news zero」のキャスターを務める櫻井翔は、多くの戦争体験者の声を取材しており、プロジェクトのメッセージ「いまを、戦前にさせない」を世に広める役割を果たします。
プロジェクトの展開
日本テレビとNNN各局では、1月3日からプロジェクトの狙いなどを連日伝えています。例えば、1月3日放送の「news every.」では、日本がなぜ戦争に踏み切ったのかについて振り返り、二度と同じ過ちは繰り返さないための教訓を探求しています。
また、1月4日の「news every.サタデー」では、「新しい戦前」とは何か、台湾有事が日本に与える影響などを、80年前の出来事から学び取ります。同様に、1月5日の「NNNニュース」では、櫻井が取材してきた戦争企画の中から「語り継ぐべき戦争の記憶」のVTRを放映する予定です。
さらに、1月6日以降は報道番組が総力を挙げて「いまを、戦前にさせない」を考え、取材、伝えていきます。
櫻井翔のコメント
櫻井翔は、「戦争っていうのはね。始めたら戻れないんですよ。だから、始めたらダメなの。やっているうちになんで戦争しているかも分からなくなる」とコメントしています。彼は数多くの戦争体験者からの生の声を取材し、その中で戦争がもたらす後悔や悲しみを共有しています。
櫻井は、長年に渡り様々な方から戦争に関する話を伺い、その想いを表現してきました。彼は「二度とあのようなことがないように」と語り続けています。
日本テレビ報道局長のコメント
日本テレビ報道局長の伊佐治健は、「いまを、戦前にさせない」プロジェクトにおいて、戦争体験者への取材を通じて戦争の兆候を見逃さず、過去の戦争を記録し伝えることの重要性を強調しています。彼は80年前の出来事から学び、現在も続く戦争の可能性に警鐘を鳴らしています。