【膀胱がん】について知る:小倉智昭さんの訃報と闘病の軌跡
軽部アナウンサーの訃報に対する哀悼
フジテレビの軽部真一アナウンサー(62)が10日、「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)で、同局「情報プレゼンター とくダネ!」などでキャスターを務めた小倉智昭さんの訃報に言及した。軽部アナは、小倉さんの経歴や、闘病の流れなどを説明し、「小倉さんは先月8日に収録したフジテレビの『小倉ベース』に出演。元気な姿を見せていましたが、昨日、息を引き取ったということです」と説明した。
小倉智昭さんの最期
小倉智昭さんは、今月4日に病院で治療の手立てがないとの宣告を受け、そして、2日後の6日に自宅に戻り、奥様の看病のもと過ごされていましたが、昨日午後、息を引き取られました。軽部アナは、「舌鋒鋭い小倉節、そしてそこには常に優しさがあったと思います。生涯、現役を貫いた小倉さんでした」と近況なども悲しみをこらえて伝えた。
膀胱がんとの闘い
2016年に膀胱がんを公表し、肺にも転移するなど長く闘病生活を続けてきた。今年11月23日に放送されたフジテレビ「小倉ベース」に出演。都内の自宅でEXILEのHIROらとトークを展開。元気な姿を見せていたが、不調を訴え、千葉県柏市内の病院に入院。体調が急変し、9日に息を引き取ったと伝えられた。
闘病を通じて伝えたこと
晩年はがん闘病が続いた小倉智昭さん。16年5月に膀胱がんを公表し、同年秋に全摘手術を受けた後、18年夏に再び出血があり全摘手術を受けた。その後、21年秋に肺転移が見つかり、23年には新たに腎盂がんと診断され、手術を受けた。小倉さんは膀胱の全摘手術後、人工膀胱の知識を伝え、大きな反響を呼んだ。
キャリアと活動
小倉智昭さんは1970年に東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社し、76年にフリー転身。TBS「世界まるごとHOWマッチ」などに出演し、「1秒間に18文字の原稿を読める男」として知られた。99年からフジ「とくダネ!」の総合司会を務め、お茶の間の人気を博した。
まとめ
小倉智昭さんは膀胱がんとの闘いを続けながらも、番組出演や啓発活動を行ってきました。そのキャリアと人柄から多くの支持を得ていたことがうかがえます。多くの人々に感動や勇気を与えた小倉智昭さんのご冥福をお祈り申し上げます。