ミアキス・シンフォニー:加藤シゲアキの新作小説が話題に
加藤シゲアキによる新作小説「ミアキス・シンフォニー」の発売が決定
アイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキ(37)が、新作小説「ミアキス・シンフォニー」を来年2月26日にマガジンハウスから発売することが決定した。2021年に「オルタネート」で吉川英治文学新人賞を受賞し、同作と昨年刊行の「なれのはて」が直木賞候補となるなど、作家としても高い評価を得る加藤の新作に注目が集まりそうだ。
シリーズ連載小説「ミアキス」を元に大幅な加筆、修正を施し自信作が完成
女性グラビア週刊誌「anan」で18年から22年まで加藤が全16回にわたり不定期連載していた同名小説に大幅な加筆、修正を加え、連載開始から7年という、作家人生において最も長い時間をかけて完成させた自信作。加藤は「書き上げた今はすがすがしく、愛に満たされた気分です。最高のものができたと空に向かって叫びたいほどです」と手応え十分の様子だ。
物語の舞台となる「ミアキス」とは
ミアキスとは、犬と猫の祖先といわれている動物で、生物がミアキスからさまざまに進化し分岐していくように、多様な登場人物たちがそれぞれ奏でる物語がやがて中心人物のもとに集い、壮大なシンフォニーとして立ち現れるという筋立て。加藤は「さまざまな人物が現れるこの群像劇が、読者にどう読まれるのか楽しみで仕方ありません。この作品は、私をまた新たな境地に連れていってくれました。どうか多くの方に手に取ってもらえることを願っています」と呼びかけている。